第15回<初級>SEP実践者養成研修 開催報告

 

蒸し蒸しした気候となった5月18,19日の2日間、大阪市内の弊社にて支援者向け研修を開催しました。

今回も、母子支援、障害者福祉、児童相談所、小学校、行政機関等、様々な領域で活躍の参加者の皆さまが、北海道から九州まで日本全国から多数集ってくださいました。

研修の様子とともに、参加された方の感想をご紹介します。

 

 

精神科医療の関わりの中では、「傾聴・受容・共感」がポイントですが、SEPでは「どうしてそう思うの?」と質問で返さないといけないため、今までやっていたことと全く違い、戸惑いました。ですが、利用者の方に関わる色々な支援者が同じ方向を向いた支援をしたいと常に思っているので、今回学んだことを活かし、今後は共感だけに終わらず、利用者が変わりたいと思っているのであれば認知の修正を試してみようと思いました。(40代、女性)

 

人の行動変容のために考え方を修正するというのが新鮮でした。グループワークで自分を客観視し、感情や行動を変えるというのは小学校高学年でもできるのではないか、伝えていく価値があると思いました。(50代、女性)

 

認知の修正をするだけでこんなに生きやすくなることを学びました。また、結果を本人も実感でき、外部にも効果が示せることは重要なことであり、SEPはそれができるのだと分かりました。(40代、女性)

 

 

2日間の研修という限られた時間の中で、新しい考え方をどう習慣化させるか、SEPをうまく進めるために事前の関係形成で何を気をつけるべきか等、なかなか伝えきれないこともありましたが、「認知の修正が生きづらさの改善につながる」という大切なことは皆さんしっかりと理解して帰っていただいたのではないかと思います。

そして、研修の場にいた全員で共有したもう一つ大切なことは、心理支援に地域間格差があってはいけない、ということ。しんどい、つらいと思ったら、誰もが気軽にSEPのような心理支援に繋がれるような社会を目指していこうという思いを全員で共有した、熱い研修でした。

 

 

***支援者向け研修は、初級・中級研修がそれぞれ年2回開催予定です。ご自身の支援力アップのために、熱意溢れる対人援助職の方々を繋がるために、是非ご参加ください。お問い合わせはlabo@wana.gr.jpまで***