1.SEPは科学的なプログラムです

こんにちは、WANA関西の藤木美奈子です。
「あなたは自分が好きですか?」


あなたは、「自分が悪い」「私のせいだ」、こんな否定的な考え方で悩んでいませんか?
クリニックやカウンセリングに何年も通っているのに、いつも人間関係が苦手で不安、
こんな方には、考え方の癖の治し方を短期間で学ぶプログラム、SEPがおススメです。

実は、かつての私も人生がトラブルだらけでした。そんな私を変えたのが、このSEPです。
SEPは、世界に知られている「認知行動的アプローチ」をベースにした、
人間の「脳のしくみや働き方」を活用した科学的なプログラムなのです。 

●「5分でわかる」SEP紹介動画は こちらから
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2.自尊感情とは

さて、SEP、自尊感情回復プログラムとは何でしょう?
まず、自尊感情とは、「自分を好きだ」と思う気持ち、自分を大切に思う感覚です。

しかし、自分の親や、育った環境などの悪影響を受けて育つと、
あらゆるものごとを否定的にとらえ、自分を責めてしまいます。

そのため、感情が暴走し、仕事や子育てなど、対人関係がうまくいかなくなります。
自尊感情を回復させるためには、このメカニズムを理解すること、そして、
あなたの感情を不安定にする「思い込み」や「決めつけ」の癖を変えること、これが大切なのです。

「育ちの傷」と生きづらさの関係

3.SEPの構成

SEPは1回90分、5回の参加で終わります。

「心理学習」で、なぜ自分が生きづらい人間になったのかを学び、
「認知再構成法」で、それぞれの個別課題を使って、考え方を変える方法を学びます。

そして、「定着ワーク」で、新しい考え方を習慣にしてしまう方法を学びます。
SEPは、5人で行うグループ学習です。

同じ悩みを持つ人と一緒に学ぶことで客観的に自分を理解するためです。
しかし、あなたの過去の話をする必要はありません

SEPの3ステップ

実は、多くの精神的な悩みは、この「考え方のクセ」を治すことで改善します。
SEPは、ここに集中することで、5日間という短期日程を可能にしています。

   

4.SEPのメカニズム

では、この「考え方のクセ」とは何でしょう?

感情が不安定な人は、いつも否定的に考える癖があります。
たとえば道で友人に会った時に、挨拶をしたのに返事が返ってこない、こんな時、
「嫌われたのだろうか」とか、「わざと無視したな」とか、自分に原因があると考えてしまいます。

その結果、相手を避けたり、恨んだりして、関係が悪くなります。
そこで、いつもと違う考え方、たとえば、
「聴こえなかっただけでは」とか、「何か考え事をしてたんだ」など、
相手の事情と、とらえることができれば、感情や人間関係を平和に保つことができます。

しかし、一時的に考え方を修正するだけでは、すぐに元に戻ってしまいます。
そこで、SEPでは、生活場面で反復練習をする「定着ワーク」に力を入れています。

 

5.SEPの効果

グラフをご覧ください。これは、SEPを受講した方の変化の平均です。 
受講前、受講後では自尊感情が向上し、4ヶ月後もほぼキープできています。
このようにSEPでは、心理テストを3回行って、変化の確認をしながら前に進みます。

SEPは、児童相談所などの公的機関でも実施しています。
そこで受講した方の感想を、最後にご紹介したいと思います。

6.参加者の声


◆Kさん 38歳

動機  自分自身のしんどい部分を取り除きたい。虐待の連鎖を断ち切りたい。自分自身が食い止めたい

評価  よかった。自分自身を客観視できるようになることで、感情的な行動も減り、ひと呼吸ついて物事を冷静に考えられるようになってきている自分に気づいています。自宅でもつづけていきます。


◆Mさん 40歳

動機  これから死ぬまでの間の時間の中で、ずっとこんな自分なのかなと不安になったことと、子どもたちと少しでも早く一緒に生活したいから。

評価  よかった。参加させていただき、気持ちが楽になりました。先生の出会いがなければずっとしんどい自分でした。終了後は藤木先生からアドバイスいただいたことを胸に、考え、心を落ち着かせてから行動するようにしています。今までにはなかったことです。


◆Hさん 34歳

動機  カウンセリングの先生の勧めもあり、自分を見つめなおすきっかけになればと思いました。

評価 よかった。いろいろな方の経験、気持ちなどの情報交換ができ、勉強になることばかりでした。急に今までの性格を直すのは難しいですが、『自分のせいじゃない』ことがわかり、繰り返し繰り返しつづけることで歪みの修正をされるという、人生で一番必要なものを勉強できました。

いかがでしたか?
あなたのこれまでの苦労は、あなたのせいではありません。
SEPで本当の自分をとりもどして、望む人生を歩みましょう。

7.SEPを受講するまでの流れ

1)SEP事前面談のお申込

SEPを受講前に、まずは事前面談を受けていただきます。下記のフォームから日程をお選びいただき、ご予約をおとりください。(事前面談の詳細ついては、こちらをご覧ください)

   

  

2)オンライン決済

オンライン決済システム「スクエア」にてSEP事前面談の費用をお支払いいただきます。決済が完了しますと、予約が確定します。

  

3)事前聞き取りシートへの回答

3種の簡易心理テストを用いて、現在どのような心の状態かをオンライン上で測定し、これまでの経歴・体験とともにヒアリングを行います。

   

4)SEP事前面談当日

心理テスト結果をもとに、現在の心の状態を解説します。(オンライン)SEPについての質問も受け付けます。

SEPはグループと個別があり、どちらを受講されるかも面談時にご相談いただけます。

  

5)SEP受講費のお振込   

「銀行振込・クレジットカードによるWEB決済」が選べます。決済についてのご案内は、メールにてお送りさせていただきます。
★いずれの決済も手数料はご負担ください

  

6)SEPに参加

プログラムは90分×5回。現在はグループは基本リモートにより実施しており、個別の方は相談により対面も可能です。土日の午前中・午後を中心に開催しています。

   

7)フォローアップ

3ヶ月後のフォローアップ(ウェブ回答)。ご回答をもとに後日、結果報告をお送りします。

  

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8.SEPお申込前にご確認ください

 ・SEPの費用には、5回のセッション、心理テスト費用、テキスト代を含みます(事前面談の費用は別途)
 ・受講確定は着金順となりますのでご了承ください
 ・事前面談でグループ参加が難しいと判断された場合、個人セッションへの切り替えをお勧めすることがあります
 ・当方の事情で開催ができなくなった場合、残金(未消化分)をお返しします
 ・それ以外の返金にはいかなる事情が発生しても応じることはできません

9.心理テストについて

SEP受講者が事前に受ける心理テストは「自尊感情」「愛着」「信頼感」の3つの尺度です。これにより、プログラム前・後・3ヶ月後の3時点でのご自分の心理状態の効果もしくは変化を概観することができます。これらの結果はフォローアップ時(3ヶ月後)に研究所よりお送りいたします。

10.SEP後の支援について

SEPは認知行動的アプローチによる「認知修正の方法」をマスターすることを目的とした短期プログラムです。プログラム過程において見出された「育ちの傷(生育環境で負った心の傷)」の深度や内容(性的虐待など)、あるいは生得的な特性(発達の偏り)によっては、SEP後、個別の継続的な心理支援をご提案することがあります(継続は任意です)。