千葉県のSさま
お問い合わせありがとうございました。
NHKの番組を観てくださったのですね。
30年も苦しんで来られたとのこと、本当にお疲れさまでしたと申し上げるしかありません。
さて、関東方面で同様のプログラムをやっているところはというご質問ですね。
精神科のディケアや心理相談室、リワークプログラムなどのSSTについては、
もともとSEPはSSTのスタイルをベースに考案されたものなので、
形態は似ていますが、内容は似て非なるものです。
SSTは行動の変容に焦点をあてており、スキル練習が中心になりますが、
SEPは計5回が基本で、認知(考え方)の変容が先行し、
そのうち2回は心理学習にあてられます。
要するに、自分の考え方が否定的である理由を明らかにしたうえで、
生育過程で歪まされた認知を修正するのです。
この内容でこれまでたくさんのDV・虐待サバイバーが自尊感情を取り戻し、
自分を責めることなく第2の人生を歩んでおられます。
関東方面の方にも受けていただくために、
男女共同参画センターなど公共施設にSEPを実施するよう、要請されてはいかがでしょうか。
2週間に一度、5名が関西に来るよりは、私ひとりが行くほうが現実的です。
あるいはどうしてもという場合は、精神科で個別の認知療法を受けられることが近道かもしれません。
本については、来年、講談社からSEPについて一般向けに書いた本を出版する予定です。
ところで12月1日(月)、東京国際フォーラムにて内閣府主催のシンポジウムがあります。
私も出演することになっており、面前DVとSEPについて話す予定です(無料)。
よろしければお運びください。