202012SEPメールニュース30号

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―★☆。*:.: SEPメールニュース 第30号  2020/12/27――★―☆。.:*:・゜

       あなたのこれまでの苦労は、あなたのせいではありません
       本当の自分をとりもどして、自分が望む人生を歩みましょう

  発行:SEP研究所  HP https://seplabo.com/  BLOG http://blog.wana.jp

今年最後のSEPメールニュースとなりました。

この一年間、WANA関西およびSEP研究所を応援いただきまして、厚く感謝申し上げます。

今年はさまざまな面で我慢や工夫をしながら過ごす年になりました。皆さま、それぞれの思いの中、年の瀬を迎えられていることと思います。今年の努力が来年きっと花開くこと、そしてそのお手伝いをほんの少しSEP研究所が担えたら……と願っています。

**SEP研究所 年末年始の営業について**
年内最終営業日は12月29日。12月30日~1月5日は休業させていただきます。
メールでのお問い合わせは1月6日以降に順次ご対応させていただきます。
お待たせする場合があるかもしれませんが、何卒ご了承のほどお願い申し上げます。

◆CONTENTS

【Ⅰ】 SEP個別セッションを修了された佐々木さまのSEP体験談のご紹介
【Ⅱ】 第5回SEP合同学習会 参加者募集中!

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【Ⅰ】 SEP個別セッションを修了された佐々木さまのSEP体験談のご紹介

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「リモート〇〇」が巷でたくさん行われるようになり、SEP研究所にも、遠方からリモートでのSEP受講を希望されるお問い合わせが増えました。関東にお住いの佐々木さん(30歳代 男性)もそのおひとり。一般の会社勤務のかたわら、バイオリニストとしての顔を持つ佐々木さんが、SEPや研究所で体験した心理支援において感じたことを思いのままにブログで紹介してくださいました。その一部をご紹介します。

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(2020年11月29日 「認知行動療法の体験談」より)

自分はなぜ認知行動療法(SEPのこと)を受けたのか!?

実はそれすらよく分からずに申し込んだんですよ。何を治したいのかも本当はよく分からない。しかし、その理由も認知行動療法で分かりました。

どういうことかというと自分の根本にあるものは「親への復讐」。

認知行動療法でこう言われました。

「親への復讐にピリオドを打たなければここに来た意味がありません」

「親への復讐にピリオドを打ちますか?」

このことが認知行動療法を申し込んだ無意識の自分だったということです。

親への復讐を終わりにしたいから申し込んだのだと。

今年に入ったぐらいかな? 夜中に目が覚めると真っ先に親の学歴教育への不満が浮かび、

「俺、寝ている時も起きている時もずっとこのこと気にしてんの?」

そう思うことが多々ありました。睡眠不足やストレスが溜まっている時に思い浮かぶのも、それ。

しかし認知行動療法でこう教わりました。

「人間は寝ている時が一番頭を使っている。その時に考えていることは、『そろそろ終わりにしようとしていること』です」

「佐々木さんは親への復讐を終わりにしたいと思っているんですよ」

それが、自分が認知行動療法に走った本当の理由でした。

そして最後に教わったことがとても印象的で感動的でした。

「スピリチュアルみたいですが、人間は皆やりたいことを持って生まれるんです」

「肉体も知能も、そのやりたいことに必要な物を与えられる」

「だから親の役割というのはその演出なんですよ」

今まで人生の中で受け入れられなかったことがたくさんありましたが、この一言ですべて受け入れられました。今までの失敗も成功もすべて自分が望んだことなんだなと。

中島美嘉の歌、WILLが頭をよぎりました。

「運命の支配じゃなくて 決めてたのはWILL」

「親への復讐」。これが先代からずっと続いていたんだと思います。

そして、自分の親も無自覚にそれを持っていたのだと思います。

「この変な家は俺が終わりにする」

小さいころからずっと思っていました。

そして「変な家」というのが「親への復讐」ということだったんだなと気づきました。

ようやく俺で終わりだな、この負の連鎖。

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<研究所コメント>

SEPでたくさんの気づきをされた佐々木さん。自己理解を深めるだけでなく、自身にこれまで起きたことの意味、そしてこれまでの伏線を回収するかのように、学んだことをご自身の中で味わい、感じ、ご自分の言葉としてつむぎ直していかれました。一人の人間として、表現者としてもっと自由に人生を楽しんでいかれることを研究所スタッフ一同、楽しみに応援しています。

ところで、佐々木さんのチャーミングな言い回しは、読んでいるだけでも面白くて、スタッフの坂本もすっかりファンになってしまいました!(笑) 

参加途中に感じられたことなどもブログに書いておられます。まだSEPを受けたことのない方も、関心のある方も、ぜひ下記ブログにアクセスしてみてくださいね。

佐々木さんのブログ『ヴァイオリンと世界放浪/Round trip with my violin』

今回は残念ながらメールニュースの分量の都合で、SEPに参加された方々の貴重な感想をお届けできませんでした。またの機会にご紹介したいと思います。

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【Ⅱ】  第5回SEP合同学習会 参加者募集中!

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2021年3月6日、13時より、WANA関西3階にて、第5回SEP合同学習会を開催します。

年に1回、SEPに関する①研究、②技術指導、③実施者のサポート・交流を目的として開催する研修会です。ファシリテーターとしてSEPを実践している各地の支援者の方や実践を目指すメンバーが集まり、実践報告やSV、最新の研究動向を学びます。

今年はSEP実践をスタートされた方が多く、実践報告も多彩で学びの多いものになると思います。たくさんの実践事例に触れることで、学びを増やしたい方、熱意をもって対人援助に携わる方ともっとつながりたいと考える方、ぜひ参加しましょう。*リモート参加にも対応しています

<参加費>ひとり税込3,000円

<参加条件>SEP支援者研修の初級以上を修了され、SEP研究会に入会された方(加入は随時可能です。詳細はお問合せください)

<申込方法> Eメールで表題(件名)に「合同学習会参加希望」と記載の上、「お名前」と「お電話番号」を添えてlabo@wana.gr.jpまで。

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<好評発売中!>               ☆。.:*:・゜

「親に壊された心の治し方-「育ちの傷」を癒やす方法がわかる本」

藤木美奈子著/講談社        ☆。.:*:・゜――★― ☆。.:*:・゜――★―

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