SEP長崎研修が終了しました


昨夜、2日間の長崎研修から大阪へ戻りました。
ヨロヨロと自宅にたどり着いた私を待ち受けていたのは、
こどもたちからのカーネーションと感謝のメッセージでした(^-^)v。
とりわけ17歳の息子のひと言。
「いつもありがとう。
メシもうまいし、オレのことわかってくれてるのはお母さんが一番やと思います。
これからも元気で可愛いBIGマザーでおってな!」
いろいろあったけど、大人になりつつあるなあ…(涙)。
SEPは子育てにも最強、と再確認する瞬間。
「私は負の連鎖を防げた」と言えるのはこの子たちの明るさがあるから。
研修に必死で、失念していた母の日でしたが、
娘と、娘の彼氏からもプレゼントもらって、幸せな幕となりました。
DV防止ながさきさんには大変お世話になりました。
この研修でもいろいろと刺激を受け、たくさんの宿題を持ち帰りました。
昔から知っている団体でしたので、
今回、こうして研修にお呼びいただけてうれしかったです。
ここでSEPが皆さんに一定の評価をいただけたのだとすれば、
それなりの中身があると自信をもってよい、そう思いました。
いつか、SEP研修を日本国内の支援者が必ず学ぶべきメソッドに位置付けたい。
それは技術としての認知行動的アプローチの伝授のためだけではありません。
母子施設の寮長さんからお聞きした話にもありましたが、
傍若無人な態度をとる当事者・利用者に疲弊しての職員のおびただしい職場流出は、
SEPの社会的弱者に対する「正しい理解」と「支援の技術」で食い止めることができる、
そう信じているからです。
私の使命は、サバイバー研究者の責務であると考え、
私の寿命がつづく限りその責任を果たすべく、当事者と支援者へのSEPをつづけます。
たったひとりの当事者が生みだしたSEPではありますが、
たくさんの当事者の痛みと願いが込められています。
今後はひとりでも多くの理解者の支持と共働によって広げていってほしい、
ちょっと疲れてきた55歳の藤木はそう願うばかりです
(あー後継者も育てねばー。求む、跡継ぎ、若者)。