WANA関西15周年記念シンポジウムが終わりました
2011年1月22日(土)、WANA関西15周年記念シンポジウム&記念パーティが無事終了しました。実行委員含め、ご協力・ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
<シンポジウム報告>
WANA関西15周年記念シンポジウム「貧困・DV・虐待、追いつめられる母と子~社会の支援と理解を考える~」は、シンポジストに衆議院議員の辻元清美さんをお迎えし、そしてWANAメンバーである3名の廣瀬さん、渡辺さん、中澤さんが登壇しての2時間半、会場は約100名が席を埋め、熱気あるディスカッションが展開れました。準備・進行は13時から、メンバー28名が結集し、まるで事前打ち合わせをしたかのようにテキパキと進みました。マスコミは3社が取材で参加。母子家庭当事者の若いお母さんの参加も多く、小さな子どもが会場を走り回りましたが、それも微笑ましく、シンポジウム終了後は、辻元さんを囲んで、全員で写真を撮り、実のあるイベントを開催することができました。
代表あいさつ
WANA関西が設立以来、15年を経過しました。思えば1995年4月、「女性に仕事を!」のかけ声で、女性の経済的自立を掲げ、「仕事PRブック出版パーティ」で結成されたWANA関西。婚姻・子育て・介護・性差別――女性にとって、企業で中核となって働き続けることはとても難しいこと。ならば「雇われなくても生きられる」そんな働き方をもっと広げるべく関西で個人事業を営む女性たちが結集した、それがNPO(非営利団体)WANA関西です。女性を取り巻く問題はさまざまですが、女性の自立を大きく妨げるものとして、家庭内暴力(DVや虐待)があります。相談・支援はもちろん、その後遺症からの立ち直りという困難な課題にも取り組みつづけて来ました。力の弱い子どもはもちろん、女性・高齢者・障がい者・外国人など社会的マイノリティが元気な都市を創ること、それがWANA関西の願いです。
参加者からの感想
●とても楽しかったです。私は在日韓国人で選挙権がなかったので、政治の事に感心もなくテレビに出てる先生にビックリでした 政治家の先生って、こーんなに色々考えてくれてるんだって素朴にビックリでした。帰化したので投票どうゆう風にするのか分からないですが 選挙に行きます(笑)。一生懸命考えてくれて動いてくれている方が沢山なんだと感謝でいっぱいでした! 被害者や母子の立場で話してくれていたので凄い分かりやすく感謝でした。やっぱ皆で動かなくちゃダメなんだなと思い、その中の1人になれるようにも頑張ります!(30歳代 シングルマザー)
●先日はシンポジウムに参加させて頂き有り難うございました。とてもとても勉強になりました。また、他の子連れDV被害ママさんとの交流も非常に貴重でした。しかしながら、自分が想像していた以上に母子家庭の現状が厳しそうで、正直ガクーンと肩を落として帰ってきました。経済的不安と暴力の狭間で悩んでしまう現状、少しでもよくなって欲しいと思いました。また色々と勉強させて頂ける機会がありましたら是非参加させて下さい(20歳代 シングルマザー)。
●今日はいい会でした。もっと行政や議員らに聞いてほしかったね。東さくら園の老朽化問題は、大々的にアピールしてもいいかも。マスコミに一度アプローチしてみます。もし平松市政が続くなら、市長に現場へ行かしてみたいと思います。とにかく参加してよかった。WANAはやっぱり大切やと思う(NGO活動者)。