第2回 SST実践者養成研修のお知らせ
*おまたせしました! 第2回研修の参加者募集です
*家族暴力被害者の自尊感情回復SST
→〈SEP セップ〉と名づけました
*7月6日放映、NHK「おはよう関西」に登場!
DV・虐待を受けたシングルマザーの
エンパワメントと就労支援
◆第2回〈初級〉SEP実践者養成研修
* SEPとは、
self-esteem program
single mother empowerment program
→SST(社会的スキル訓練)の手法を用いた自尊感情回復プログラム
●日 程
平成23年 9月10日(土) 13:00 ~ 11日(日) 16:00 (予定)
●会 場
セミナーハウス<クロス・ウェーブ梅田>宿泊設備つき研修施設
大阪市北区神山町1-12
http://www.orix.co.jp/x-wave/osaka/index.htm
(JR大阪駅・地下鉄御堂筋線梅田駅・地下鉄堺筋線扇町駅より徒歩10分)
●参加費用(おひとり・税込)
・研修参加費用(2日間) 23,000円
・宿泊費(朝昼2食つき) 10,000円
・懇親会費(飲料代込み) 7,000円
(計 40,000円・研修のみも可能です)
いまや母子生活支援施設利用者の5割超を占めるDV・虐待などの暴力被害者。その多くが深い傷つきとさまざまな課題をかかえており、いわゆる処遇困難と呼べるケースも少なくありません。そうした利用者の皆さんをどう支援し就労につないでいくかは、施設のみならず社会の大きな課題となっています。
SEPは、DVや虐待経験を持つシングルマザーの自尊感情回復プログラムであり、彼女たちのエンパワメントを目的として開発されました。SST(社会的スキル訓練)の手法を用いて行われる認知行動療法であり、当事者同士がグループで語り合うことで、さまざまな気づきをもたらし、支援のきっかけをつくることができます。
講師の藤木美奈子は、現在、母子施設、更生施設、障害者施設でSST指導をしながら、暴力被害者の治療・支援にあたる実践研究者です。本研修では利用者をどう理解するか、回復とは、支援とは、当事者の立場に立った講義と、実際のSEPをどう進めるのかを、1泊2日の研修で学んでいただきます。いずれはとお考えの関係者もぜひこの機会に。
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●研修内容(予定)
1.本研修の目的と経緯
2.DV・虐待被害者の現状
3.利用者への関わりにおける課題
4.処遇困難者の理解と傾向 ~生育家庭との関係~
5.当事者支援における原則と注意点
6.回復とは何か
7.エンパワメントと社会的スキル
8.認知行動療法の理論とSST
9.シングルマザーの就労支援における課題
10.SSTの実際(ワーク)
●対 象
母子生活支援施設職員、女性支援の実務者など、女性の就労自立に関わる方
*両日とも参加できる方が対象です。
●講 師 藤木 美奈子 (ふじき・みなこ)
博士/龍谷大学短期大学部社会福祉学科准教授
関西大学臨床心理専門職大学院『被害者支援特別演習』講師
貧しいシングルマザーの子どもとして全国を転々、差別・暴力を受けて育つ。女子刑務所刑務官、1990年(有)アミダ設立を経て、1995年フリーランスなど雇用されずに働く女性のNPO法人
WANA関西を設立、代表理事。現在は研究者として、2004年よりシングルマザー・障がい者などの社会的弱者を対象に、3施設で就労支援としてのSST(社会的スキル訓練)を実施するほか、大学や大学院の福祉や心理分野で社会的弱者への対人援助を教える。
「傷つけ合う家族」ほか、著書・講演多数。
公式サイト http://www.fujikiminako.com/
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≪お申込みは・・・≫
●社会福祉法人 みおつくし福祉会 東さくら園
〒537-0022 大阪市東成区中本4-1-21
TEL.06-6972-6010
FAX.06-6972-6086
E-mail/ higashi@sakuraen.jp
●NPO法人WANA関西
〒531-0073 大阪市北区本庄西2-15-9
TEL.06-6136-3100(火・金10-17時)
FAX.06-6136-3372
E-mail/ wana.kansai@gmail.com
*前回は一週間で満員となりました。
先着順、40名さまで締め切ります。