学校という可能性
今年、日本学校心理学会で「面前DV」のこどもへの取組を発表しました。
たくさんの教員がたいへんな状況にこどもたちへの対応に困っていることが実感できました。
何人かの先生がたはその後、Maluhiaの説明会やSEP研修にご参加くださり、
なんとか支援技術や受け皿の確保をしようと努力されておられました。
今朝は、ある教職員組合の女性部からの講演依頼が届きました。
「不登校傾向の生徒や学業不振の生徒、コミュニケーションが苦手で友人関係に
悩む生徒の話を聞いておりますと、過去の虐待、面前DV、あるいは現在の
デートDVや虐待の渦中といった背景があることが多く、問題の深刻さを日々実感しております」
そりゃ、大変。これらはすべて生育過程が絡む問題。
当然、負の連鎖による認知的課題がありますから、ここへの介入は一筋縄では行きません。
しかし、押さえておくべきツボはあります(すぐに効果が見られる子もいるかも)。
このツボは彼女らが大人になった頃、子を持った頃、ジワ~と効いてきます。
学校で出会った教師がこのツボを押しておくことが、この子の将来に『歯止め』をかけます。
3月ですね、もちろん行きますよ。
そんな流れの中、来春から大阪教育大学で教鞭をとることになりそうです(非常勤)。
教免に関わる授業で、教員をめざす学生への「生徒指導の心理学」という科目です。
大阪教育大学の学生で今1年生の人は楽しみにしておきなさい(笑)。
SEPは大人の自尊感情に取り組むことで、こどもたちに安全安心をという考えですが、
ダイレクトにこどもに関わる方たちへSEPの教授法をマスターしていただくとなお良し!ですから。
来年もさらに忙しくなりそうです。
それに備えて、昨日もトレーニングジムで体を鍛えてきました。
内緒ですが若干腹筋割れてます(笑)。体重は40年間、同じです。
自分自身のコントロールくらいできなくては、人にエラそうにモノ言えんからね。
56歳、内的エネルギーは高まる一方です(^^)v