ごぶさたー


ひさびさに、朝すぐにお出かけしないでよい土曜日 

今日は補講もない、京都行きの特急電車に乗らなくていい
午後に継続のカウンセリングが一本だけ 
たまっていた家事をのろのろとこなしつつ、 
3月以来、更新できなかったブログを書こうと思い立ちました 
かたわらの私のベッドには息子が寝そべっています 
自分のベッドでゴロゴロすればいいのに、
なんだかんだ言いつつ、
めずらしく家にいる母のそばにいたいのかしらん
彼は結局、1年間過ごした高知県の中学校から、
ここ地元の中学校に帰ってきました 
身長は一年間でいきなり170cm近くになったけど、
心はまだ子どもの13歳 
機嫌のいい時はすり寄ってくるが、非常に無愛想だったり、
苛立ってたりときわめて不安定 
成人した息子のいる友だちに話すと、 
「うちの壁、大きな穴2つ空いてるわよ。中学生の時の」と笑う
とにかく男の子はややこしい
高校生になればちょっと収まるらしいから、
適切な距離を貫き、成長を待とう
大学の教員になってひと月と半分 
やっとペースがつかめてきました 
授業準備に追われているのは同じだが、
ひととおりのことは体験した
学生たちは可愛いが幼い 
予想はしていたが、それ以上に幼い子もいる 
これで世の中渡っていけるのか、 
そう心配する私はついつい説教くさくなる 
コラ、人に物を渡すときは両手だ
向きが違うでしょ、向きが  そう、それでいい 
ほら~カバンを机の上に置いたまま授業受けない 
今ごろ資料取りに来るな、遅刻したんだから最後まで待ってろ 
授業中にしゃべるな、我慢できないなら廊下で話せ 
まあ、一から十まで言わないとわからない子たち 
今までなーんにも言われてないという事実を信じられない 
親や教師は何をしていたのか
ほぼ野放し状態、放牧状態で育った羊たち 
このままじゃ、高値で売れん
矯正教育だ 
うざいと言われても、嫌われてもけっこうだ
私は要求しつづけるぞ 
それが教員の務めである 
昔は研究だけやってればよかったかもしれないが、
今や大学は教育最後の砦である 
ここで社会へのハードルを少しでも下げといてあげないと、
このままで社会へ出したら、間違いなく社会の壁にぶち当たり、撃沈する
高い学費を出している親の気持ちも、
大学生の娘がいる私は痛いほどわかる 
ならば、それに見合うだけのものは持って帰ってもらいたい 
そう考える私は今日もうるさく吠え続ける 
それが教員としての「誠実」と「正義」ではなかろうか 
(みんな、なんか変な先生が来た、と思ってるやろなー 爆)