ごぶさたしています

 
「ブログが更新されていません。大丈夫ですか?」
幸せなことに、何人かの知人友人から、心配するメールをいただきました
とりあえず元気ではありますが、最近、気の張る仕事が多くなり、
すっかり更新をさぼっておりました(謝)
お知らせすべきこととしての一番は、6月より
さまざまな障害を持つ人たちの就労支援施設の顧問となりました
私は毎週一回、その施設で、利用者のカウンセリングや
スタッフのコンサルテーションをします
SST(社会的スキル訓練)も入れていきたいのですが、
導入までにはもう少し時間が必要です
ここには老若男女、10代~60代までの、身体、精神、知的、発達などの
さまざまな障害を持つ方が、就労を目的として、最大2年間、通う場所です
代表者は大学院の一期下にいた方で、彼も視覚障害者です
まだ新しい施設であることから、いろいろ大変な局面もあり、
私にヘルプの要請がありました
社会的弱者のエンパワメントをライフワークとしている私にとっては、
願ったりかなったりの役割ですが、私が彼らにできることは何か、
もっともっと勉強が必要だと感じています
次に、私の実践研究の成果が新聞記事になりました
6月17日の産経新聞夕刊に大きく取り上げられ、反響を呼んでいます
「児童虐待 止まった 母のSSTで効果 ~東成区の母子支援施設~」
東さくら園の園長と喜びあいました
奇しくも、19日は近畿母子生活支援施設の研究大会の日で、
私が記念講演をすることになっており、会場でその記事が配布されたことも、
喜びがひとしおであった大きな理由でした
私のさらなる目標は、全国の施設でSSTを実施できるよう、実践者を養成すること
付け加えておきますと、私はSSTが絶対、それしかないと考えているわけではなく、
当事者たちが自分たちでさまざまな話し合いができる場がもたれること、
それが大切だと考えているわけです
よって手法や名称に多少の違いはあっても、自らの思いを吐き出し、
意見をぶつけ合える枠組みがグループによるミーティングであるならば、それが
彼らの自尊感情と他者理解を育て、人間的な成長につながる早道と思うわけです
それぞれが、障害や問題をかかえていても、つねに保護される存在としてではなく、
いろんな意見や考えを持った、ひとりの個性ある存在であること、
そこに気づき、確かめ合う場が必要なのです(多少の葛藤はあったとしても)
少しづつではありますが、この実践が広がってきたように感じます
現在、4つの施設に関わり、2つの法人の代表をしつつ、2人の子どももいます
週末には講演活動、おまけに来月には大台に突入です(ひ~)
かつて空手の全日本代表選手だった私ですが、
体力的にはかなり心もとなくなってきましたぞ(夕食のビールでなんとかもっている)
なんとかゴールまで走りつづけますので、今後とも応援よろしく!