■2017/08/21

番組を見逃した人はこれをチェック!(動画はもう少しお待ちください)

関西テレビ みんなのニュース 報道ランナー
特集『大阪府警 児童虐待対策室に密着』
https://www.ktv.jp/runner/18pm/2017_08_21.html

■この放映後に、SEP卒業生からこんなメッセージをいただきました。

先生!今、偶然テレビに先生が出てるの拝見しました。💦
やはり私も歩んで来た道で、
先生の言葉『親へのケアを大切にしてあげてほしい』ってのが
心に響き涙でました。

私は、早い段階で先生に会えて凄く良かったです。
そのお陰で家族円満仲良し家族です。
これからも見守って下さいね。

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【藤木】 番組に登場したAさんは、なかなかSEPに近寄れなかった。

出会ってから20年は経っているかな。

それまでは非公式に支援していた。

彼女は子ども時代から、何度も何度もわが家に泣きに来てた子だ。

彼女自身が母親になり、子育てが難しいことに悩み、

やっと「SEPに参加してみる」と言ってくれた時はうれしかった。

生育過程でついた『育ちの傷』にまず気づくまでに長い時間がかかる。

誰でも自分の親や育ってきた環境を否定したくないからね。

それを認めて治療しようと決心するまでにさらに時間がかかる。

こうした自尊感情回復プログラムを子どもの時に受けさせられたらと言う人は多いが、

そういう理由で子ども時代にプログラムに参加させることは難しい。

たくさんの人がEメールでコンタクトをとってくるけど、

名前はもちろん、年齢や住居地(○○県)すら書いてない人も多い。

怖いのだろうが、それでいろいろ相談して来られてもこちらは答えようがない。

「遠いから行けない」という人も。

でも北海道や沖縄から飛んでくる人もいる。

連絡をとりあってる中、急にナシのつぶてになる人、

プログラムをドタキャンする人など、

ため息が出るほど礼儀を欠いた人もいる。

すべて「育ちの傷」がさせていることだろうけれど、

時々は、こっちだって悲しくなる。

焦る必要はない。

来れる準備が整った人から来てくれたらいい。

(私の年齢で言うと、あと数年しかやれないかもだけど)

自分について情報を開示してもいいと思えたら、

自分のためにお金を使ってもいいと思えたら、

その時が本当の回復のタイミングだ。

それまではしっかり悩み、苦しむことが大事。

それが再生への強力なエネルギーになる。

ただ、あまり年齢が高くなりすぎると変われない人が多いと感じている。

一番大事なのは「支援のタイミング」。

その人が「変わりたい」と心から思った時にそばにいること。

私は今日もここで、あなたからのSOSを待っている。