2014年3月9日 SEP実践者養成基礎研修in北九州
参加者アンケート集計結果

  • 回収率          参加者50名のうち、アンケート回収数49
  • 内訳              男性3名・女性46名 平均年齢44.5歳(不明2名)

  ●対人援助歴 平均 8.9

  • 研修全体への評価      平均4.679
  • SEPの要素を今後の支援に取り入れますか      はい42名 いいえ4名 保留2名(無回答1名)

 
講義に対する意見・感想
【SEPの理論】
・本人が主体となり課題解決をしていく(気づく)方法を取るのが良い
・自尊感情の低い対象者が多く、従来の支援に課題を感じていた
・実践するには経験を積むことが必要であると感じた
・「生い立ちに原因がある」という導入は、聞き手の学びを促すと思う
 
【講義内容】
<良かった、分かりやすかった点>
・自尊感情の低さと問題行動の関連についての説明
・認知モデルの理論(研究成果が裏付けになっているのが良かった)
・事例が多く具体的
・効果的な声かけ
・質疑応答の時間が長くて良かった
・復習を入れながら進むのが分かりやすくて良かった
<分かりにくかった点>
・心理学の専門用語
・『ソーシャルスキルにおける課題』【1-①生育環境】と【2-②社会経験の不足】の説明の違い
・SEの効果測定結果②と③が非常に高くなっていたが、高い=良いなのか?
(適切な自尊感情を保持するということとの意味の違い等も考える必要があるのではないか)
・個人の虚弱性(脆弱性?)は認知修正だけで克服できるのか
・一日に同じ言葉を50回も言うことができるのか、定着の方法に疑問
・対象者の選び方
・認知修正の方法(もっと時間をかけてほしい)
・自尊感情を高めるための具体的な声かけは?
・SEP教室(5回)の進め方の説明が分かりにくかった
<要望>
・支援のあり方についてもっと知りたい
・実践する以外で、支援者のスキルを上げる方法を知りたい
・現場の職員は転任があるため、行政を巻き込んで定期的な研修をしてほしい
・そのまま心理教育に使えるワークシートがあるといいな
2日研修をしてほしい
 
【ワーク】
<良かった点>
・モデルSEPで参加者役の人の感想からも効果があることが感じられた
・クライエントとしての体験ができるのが良かった
・声かけや気づきを促すタイミングが勉強になった
<分かりにくかった点、改善点>
・モデルは講師が行うため、講義から急にレベルアップしたような感じを持った
・自ら気づかせ、修正へ導くのが難しい
・グループワークの時間がもっと多いと良い
・認知のゆがみの捕まえ方、グループでの取り上げ方は経験が必要だと感じた
 
Q6 SEP要素の取り入れについて
【取り入れたい】
<対象者への活用>
・対人関係の課題を持ち、自尊感情が低い対象者が多い
・職場、施設いずれも対人スキルが必要だから
・個別でも集団でも活用でき、短期間で効果が出るのは対象者への負担が少ないから
・グループのダイナミズムを感じたから
・動機づけが得やすいので対象者が受け入れやすいから
・具体的な声かけの例があったから取り入れやすい
・当事者に「考えさせる」「気づかせる」ことが大切だと思うから
・親の支援が子どもの支援につながると思うから
・職員がするより外部の人を招いてする方が枠組みを作りやすいと思う
・ソクラテス的質問が有用
<支援者の活用>
・「指導」ではなく「援助」という気持ちで関わっていけそうだから
・自己コントロールに活用できる
 
【取り入れは難しい】
・支援者自身が自分の認知のゆがみを自覚する必要がある
・人事異動があるため、新しい取り組みの導入は困難
・勉強不十分なので、自信がない
・現場の状況をアセスメントしてみないと実現可能か分からない