今年の当事者向けSEPもさまざまな出会いをくれた

中でも、ずっと親から過剰な英才教育を受け、自尊心を低め、自分を見失ってここにたどり着かれたある男性の言葉が忘れられない

「私は幸せになっていいんですね?」

 

こどもをこう育てたい、という親のエゴがこどもをつぶす

こどもがそれを望むなら別だが、親が、その狭い体験から得たにすぎない自分の価値観を絶対的に信じてこどもを支配する、これを虐待的養育という

 

あなたの考えは本当に正しいのですか? 

それは、もっとも大切なこどもの「自尊感情」を犠牲にしてまで達成すべきものですか? 

そんな子育てをつづけていると、将来あなたのこどもを待っているものは「対人関係困難」という精神的な問題かもしれません

その覚悟はできていますか?

躊躇のない、教条主義的な子育てほど怖いものはない、その親も世代間における連鎖の被害者だからだ

 

そんな時、大阪市こども相談センターが10月から南部にも支所を開設するという知らせがきた

さらに忙しくなるが、私は中央と南部の両方で養育者に関わる

私が担当するのはいわゆる困難ケース

しかし、私はそれほどの苦労を感じない

ただこう問いつづけ、対話を重ねるだけだからだ

「その考えは本当に正しいのですか? なぜそう思うのですか?」、と