ダメですよ、いつまでも薬物に頼っていては。人生が台無しになりますよ。
うつ病、抑うつ状態になるにはそれなりの原因があるのです。
薬を止め、あなたの考え方の癖(パターン)を変えるトレーニングを受けましょう。
あるいは、処方薬が原因の精神疾患なら、これも薬を止めれば元気になります。
そろそろリセットしませんか? 本気になった方はぜひ相談にいらっしゃい。
収入のない方も福祉サービスを利用して心理支援が受けられます。
TEL 06-6809-4442 (WANA関西 平日9-17時)

抗不安薬や睡眠薬で急性薬物中毒、4割が過剰処方
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抗不安薬や睡眠薬を過剰服用して意識障害などが表れる急性薬物中毒を起こした患者の約4割が、添付文書で定められた規定量を超える処方をされていたとする調査結果を、医療経済研究機構(東京)がまとめた。同機構の研究グループは「処方のあり方を見直す必要がある」としている。

 研究グループは、健康保険組合の加入者172万人分の診療報酬明細書のデータを分析。2012年10月~13年11月の間に、自殺などを目的に多量の抗不安薬や睡眠薬を服用し、急性薬物中毒を起こした210人について、その3か月前までさかのぼって薬の処方状況を調べた。対象者は、うつ病や統合失調症など、精神疾患の患者が多数を占めた。添付文書で定められた規定量を超えて処方されていたのは82人で、39%に上った。処方した医師は、精神科医が89%を占めた。

 研究グループのメンバーで国立精神・神経医療研究センター薬物依存研究部の松本俊彦部長は「患者の求めに応じて医師が安易に処方してしまう傾向がみられる。治療薬が多く患者の手元にあると、乱用につながる恐れがあり命にかかわる。こうしたリスクを考慮し、処方日数や量、種類は慎重に決めるべきだ」と指摘している。2015610 読売新聞)
乱用処方薬トップ5発表

 エチゾラム(デパスなど) 120例
 フルニトラゼパム(ロヒプノール、サイレースなど) 101例
 トリアゾラム(ハルシオンなど)  95例
 ゾルピデム(マイスリーなど)  53例
 バルビツレート含有剤(ベゲタミン)  48例

 
この調査は、薬物関連の精神疾患を患い、精神科病床のある全国の病院で通院か入院の治療を受ける1579症例を分析した。担当医が患者を面接して回答。その結果、患者が主に使用する薬物は、覚醒剤、危険ドラッグ、処方薬(睡眠薬・抗不安薬)、有機溶剤、大麻の順で多く、乱用経験がある処方薬は、リストの順位となった。
 
調査をまとめた国立精神・神経医療研究センター薬物依存研究部の精神科医、松本俊彦さんは「以前から問題が指摘されていた薬ばかりで、ほぼ不動のトップ5といえる。薬物乱用者の間では、これらの薬は『ブランド化』している」と話す。
 
不安や不眠などのよくある不調で精神科に通ううちに、薬漬けにされ、処方薬が原因の精神疾患に陥っていく。そうしたマイナスの流れが弱まるどころか、強まったようにも見える今回の結果には慄然 ( りつぜん )
とする。

 

調査報告書は「精神科治療において安易に睡眠薬・抗不安薬を処方しないように、引き続き啓発に努めていく必要があろう」と、この項目を締めくくっているが、馬耳東風の精神科医たちを、どうしたら啓発できるのだろうか。
 
佐藤光展(さとう・みつのぶ) 読売新聞東京本社医療部記者。