2014年12月01日、東京国際フォーラムの会場にはお世話になっているNHKのディレクターや出版社の編集者、そして今年のSEPに参加してくれた知人などの顔がちらほら。皆さんお忙しい中かけつけてくださって、本当に感謝感謝です。
なんといってもこの日一番の収穫は、東社協が行った『暴力・虐待を経験した子どもと女性たち~暴力・虐待を未然に防ぐアプローチに関する調査』だと思います。都内140か所の児童・女性福祉施設等に入所した児童・女性のうち、半数の利用者が入所前に暴力・虐待などの被害を受けていると東社協理事・東洋英和女学院大学大学院教授の石渡和実さんが報告されました。これは私のこれまでの調査内容と重なるものです。こういう大きな調査の結果を待っていた。ありがたい!
カリヨン子どもセンター事務局長の石井花梨さんは、児童相談所の支援につながりにくい17~18歳の女性の駆け込みが最多と話してくれました。これは現場の支援者がみな実感していることだと思います。早期の対策が望まれる、と言って何年になるか。
おうみ犯罪被害者支援センター理事の松村裕美さんは、知的障がい者に犯罪について教える絵本とその制作の苦労について語ってくれました。先日、知的障がい女性への性的被害が報道されたばかりで、直後は大変な問い合わせ数だったそうです。
私は、実在のDV被害親子のケースを紹介しながら、自尊感情の低さは親子で連鎖する、それを繰い止めるためのプログラムが必要だとSEP研究とその効果を紹介しました。
また、紀の国被害者支援センター訓練委員長・臨床心理士の上野和久さんのコーディネーターが温かでとてもよかったと思います。シンポジウム出演の魅力は旬のシンポジスト同士が知り合いになれること。内閣府の入念な?準備に若干疲労感もありましたが、大変貴重な機会だったと思います。皆さま、ありがとうございました。