秋ですね。今年も関西大学臨床心理専門職大学院の授業が始まりました。
今年は院生の数も多く、手応えがあります。
これまで彼らが受けてきた教育とはうってかわった対人援助法にとまどいもあるだろうけど、
実戦に次ぐ実戦の中で高められた支援法なので、この授業を受けられるあなたたちは幸せと思ってください(笑)。
一般当事者向けSEPの個別面接も終わりました。いよいよ11月1日からスタートです。
一番遠い人は富山県から大阪まで通われます。今年は北九州市からの参加もありましたが、いずれも面前DV、すなわち子ども時代から両親のDVに巻き込まれて苦しんで来た方です。DVの子どもへの悪影響は大変なものがあります。
全国からこうした被害者が大きな負担を払って駆けつけないといけない現状に、早く全国に広めなければと気持ちを強くします。
今月は北海道釧路市にも講演に行きますが、各地で「この支援法を実施している自治体はありますか」と聞かれます。答えはNOです。SEPへの積極性は北九州市の方々が現時点では一番高いように思います。それだけ問題をたくさんかかえており、対人援助者が危機感を持っているということだと理解しています。12月には東京で内閣府主催のシンポジウムに出ます。そこで吠えるとしますか。
さあ、どこの自治体が一番先に、被害当事者がつくったこのSEPを援助法として取り入れますか?
いよいよ本気で児童虐待やDVにストップをかけ、負の連鎖によるさまざまな事件や問題を撲滅しようと動く自治体はどこだろう? 来年にはこのSEPの理論と実践についてまとめた本を出版する運びになっています。楽しみです。
全国の自治体でSEPが実施されることで、家庭の中での暴力に傷ついた人々が再生されるしくみが世に行き渡るその日まで私は死ねません。