12月17日、京都府京田辺市で保育所・幼稚園・小学校・中学校の教職員の方向けの講演をしてきました。

テーマは

「育ちの傷」を「自尊感情」へ ~教員が子どもにできること~

いただいた感想の一部を以下にご紹介します。

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●家庭環境により、色々な問題が出ている子どもたちに「あなたは悪くないよ」というのを日々伝えていきたいと思いました。また、自尊感情を高めるためにも、日々の声かけの中で、自分を肯定的にとらえられるような言葉(その子のマイナスな発言に対して、「でも~もできる」「~のような良いところがある」などをかけていければと知りました。

●「育ちの傷」を治すのは「ことば」、という言葉に救われた気持ちになりました。辛かった体験をしっかり聴いて、良いところ探しをすることが自尊感情につながると知り、普段行っていることはまちがっていないなぁと、私自身また、頑張ろうと思えるお話しでした。ありがとうございました。幼い子どもたちですが、家庭を背負って幼稚園にくる子も多いので、包み込む温かいかかわりで日々過ごしたいと思います。

●子どもたちの自尊心や愛着を高めていくことは、本当に難しいと思います。日々、一言二言でもやり取りすることによって、積み重なって信頼関係ができていくのだと思います。子どもたちを保育しているので、日ごろからの触れ合いの機会をさらに、大事にしていきたいと思いました。

●今回の講演を通して、虐待を受けている子どもに目をむけるだけでなく、虐待している親、世代間連鎖で苦しむ親に対しても、「言葉」で安心感を与えていく「個の大切さ」を学ばせていただきました。また、「育ちの傷」について、SEPのようなプログラムで自尊感情を回復させるという専門的なことも学ばせていただき、とてもよかったです。ありがとうございました。

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子どもが気になる言動をする時、問題行動を起こす時、必ずと言っていいほどその子どもは家庭で苦しい状況に置かれています。その認識と、その背後にある養育者の心理的な課題を子どもに関わる教職員の方々が意識して子どもに関わることができれば、子どもたちのその後の人生は違ったものになります。家庭に課題を抱える子どもが学校で問題を起こすのはその子のせいではないのです。「育ちの傷」についての理解をした上で子どもたちに関わることができれば、きっとこれまでと違う言葉かけ、関わり方ができるのではないでしょうか。