久々に美容院に行った
沖縄から来たという21歳の美容師さんといろいろお話
ここは美容師さんの平均年齢がえらい高そう
聞けばここには70歳の美容師もいると言う
おお、ええことや
美容学校もけっこう費用かかったんでしょ? と聞くと、
自分は中学校出てから、通信で学んだからそんなに、という
えらい!  親孝行や
あなたが一番若いの?と聞くと、
まだ若いのがいる、と答え、洗髪台を指差す
その先には、ひとりの女性が客の髪を洗っている
まだ18歳 北海道から出てきたばかりという
まだまだ親の庇護のもとで脛かじってる年齢なのに、
地方の子は早くに都会に仕事を求めて出てくるんだ
がんばってるなあ
ええ店や  また来るで
そのあと、娘と一緒にあべのアンドへ
彼女の希望で4階の無印良品が経営している自然食レストランへ
お洒落な雰囲気
スタッフもみな若くて格好イイ
店内はたくさんの客でにぎわっている
お、エビス
メニューにグラスビールとワインを見つけて喜ぶ私
よっしゃ、休日や  ランチビールといくか
カフェテリア方式なので並んで待っていると私の番が
お好みの料理を3品オーダーして、隣へ移動
すると、スタッフが言う
「あと、ご飯とお味噌汁がつきます」
私はビールを呑むのでそれはいらない、と言うと、
「セットになっておりますので」
うーん、じゃ、もらうけど~
冷めるから少しあとでもらえますか、と聞いてみた
そのとたん、にわかにスタッフの顔がかきくもる
周囲のスタッフ同士で目配せ、
すわ、奥に集まってなにやらヒソヒソ話
しかたないので、レジ前でしばし待つ私
なんか、そんなに悪いことを言ったのかしらん
やがてひとりのスタッフがおずおずと、
「あの、それはやっておりませんので」
は? 
「今、受け取っていただきませんと」
でも、冷めたご飯とお味噌汁飲まないといけないの?
「なんなら、あとで温かいのとお取替えいたしますが」
ほへ? よくわからん なにがダメなのん?
お取替えしたら、冷めたのは捨てるわけ?
それじゃこのコンセプト、自然とエコロジーに合わんやん
後ろが混んでくる
しかたないので、 「じゃ、いいです」
支払い済ませ、オカズとご飯とお味噌汁とビールをお盆に載せ、
座席に移動したが、なんだか釈然としない
なにが無理なのだろう
屋上の植栽をながめ、ビールを呑みつつ考えた
わかったことはただひとつ
この店は、客の要望には一切応じられないということ
無印良品のマニュアルに素直に従う客限定の店、ということか
とても洗練された店ではあるが、
酒飲む客に、ご飯をいっしょに出すセンスはこれいかに
近所のメシ屋なら、「あとでね」で済む話
最近、こういうタカビーで、融通のきかない店が増えた
客におもねらないのが先端の店、とばかりに上から目線
アホ
何きどってんねん
大阪でそんな商売、通用せえへんで
やっぱり仕事帰りによく行く、天六の立ち飲み屋がええわ
「おっちゃん、マヨネーズ」
「はいよ」
ドンと、ボトルが目の前に
つまみの皿に好きなだけ絞って返す
あべのアンド、HOOPのお洒落系にはやっぱりなじめん私
でも、阿倍野再開発はどこまでも進み、
あべの近鉄百貨店は西日本最大の売り場に改装され、
わが家の向かいにはまもなくロフトが出現するらしい
私の好きな街、天王寺界隈のドロ臭さはいずこへ?
私の行きたい店がなくなってしまうやないか
ふう
こんな気持ちは酒飲みではないとわからんかもなあ
つまらん愚痴でスンマセン