2016.08.06 当事者向けSEP冬のフォローが終わりました。


この5名はいろんな意味で印象深いメンバーでした。

4ヶ月ぶりに集まった参加者はどの顔も穏やかに見えました。

5回のセッション以降の、それぞれの4ヶ月間を語っていただきました。

Aさん(男性)、自分と生き方が違う娘さんを受け入れられずにいましたが、ありのまま認めようという気持ちになったそうです。

Bさん(女性)、当初、頭がカチカチだったBさん。SEPを受講したあと環境が激変したそうです。問題の上司は転勤でいなくなって仕事に打ち込める状況が整い、苦手な姑たちと会う時間も減り、自身もこどもたちをコントロールしなくなりました。

Cさん(男性)、Cさんが初めて自分の過去(成績偏重主義の父親と母親の圧迫)を語りました。長い間、お疲れさまでした。

Dさん(女性)、初めて母親にしっかりと反論することができました。素晴らしい。次は自立に向かって努力しましょう。

Eさん(女性)、感情的なる職場の同僚と距離を置くことを実践でき、ラクになりました。以前のおどおどしたそぶりは影をひそめ、同一人物かと思うほど落ち着いた表情を見せていました。

全員が以前はあまりはっきりと語らなかった家庭の事情をこの日はしっかりと話されたのが印象的でした。自信がでてきたのでしょうね。環境が勝手に変わった人については、理由があります。人間はそれぞれ宿題をかかえて生まれてきており、その宿題をすることが生まれてきた目的です。だからちゃんと宿題をした人はその環境から解放され、次なる宿題に向かいます。

心理テストも全員、適切に改善されていました。2016年冬の当事者SEPはこれで幕。これからの皆さんの活躍を期待しています。