飛騨高山の講演から


雪の高さに驚いたが、高山市での講演が無事終了。
講演後、主催担当者から気持ちが温まる感想が届いたのでちょっとだけ紹介。
「(前略 中略)当日は、藤木さまが、支援されている方とお話されているお姿から、悩みへ立ち向かう方々とつねに真剣に向き合う姿勢を学び、今後行政としてDVや虐待で悩む方々と、どのように関わり支援させていただくか、考え直すきっかけをいただきました」
行政の講演後は、定型のきまりきったお礼状が届くことが多い中、この文章は目を引いた。
私が講演という出張の機会を活用して、地元の女性の相談に乗る様子に何かを感じてくれたようだ。
当事者との関わりは2度めがない、一期一会と思って関わっている。
この日の出会いもこの女性に何か変化を与えることができたのであればよいけれど。
次は和歌山県の児童相談所職員を対象にしたSEP研修だ。警察官や弁護士も参加する。
警察も弁護士もいろいろだが、気を引き締めて、自分の持っているものをすべて出してくるつもり。
子どもや女性による自爆テロ、川崎の事件など、気持ちが折れそうになる報道が多い昨今だが、負けっぱなしでいるわけにはいかない。
逸脱や自暴自棄をひとつでも食い止めるべく全力で押し返す。