博士論文、合格しました。


連日の暑さ、さすがに今年はエアコンフル活用です。ワンコがハーハー言ってるもので。

博士論文審査、 1度目は敗退しましたが、その後再修正を施し、5月末に再度提出、7月9日に公聴会、口頭試問を経まして、22日、無事、教授会における判定で『合格』となったと大学から連絡を受けました(涙)。
判定には、出席した教授の3分の2以上の賛同が必要なのですが、ほぼ全会一致でしたといううれしい知らせでした。

43歳で「大学院へ行く。博士号をとる」宣言をしてから5年半が過ぎました。
秋以降は院を出て、またフリーになりますが、現在、更生施設と母子施設で実践中の社会復帰プログラムは順調で、また、新たに救護施設より職員研修のご用命もいただきましたので、自分の研究と実践が現在、社会から必要とされていることを実感しています。

一方、企業とのコラボによる『就労支援センター(仮称)』構想を進め始めました。いろいろな事情で心が傷ついて働けなくなった人がある一定期間ここでプログラムを受けてもらい、就労先とつなぐという機能を持ったセンターです。
今回取得した博士号は、これらの新規事業活動を力強く後押ししてくれるものと信じています(というか、これをやるためにどうしても学位が欲しかったのです)。

これまでいろいろお騒がせしましたが、無事初志貫徹しました。
高卒だった私に、「がんばれ」と背中を押してくださった方々、この5年間半、ほとんどの活動を手控えて研究と論文に没頭した私を温かく見守ってくださり、本当にありがとうございました。ひきつづき、がんばるだけです。